Xcode4の使い方が分かる本! 書評「Xcode 4 完全攻略」
公開日:
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最終更新日:2014/01/06
iOSアプリ開発書籍
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こんにちは!iOSアプリ開発に関する本はこまめにチェックしているアキオ(@akio0911)です。
レベル・目的別!iPhoneアプリ開発おすすめ本16冊(2013年2月版) – 拡張現実ライフ
Xcode 4 完全攻略という本がなかなか面白かったので紹介したいと思います。
Xcode4のすべてのメニュー項目について解説が載っている!
「Xcode4はメニューとかがすべて英語だし、敷居が高くて・・・」と思っている方は多いのではないかと思います。
本書ではXcode4のすべてのメニュー項目について、その翻訳と解説が載っています。
このレベルで細かく解説されている本はあまり見たことがないので、
「Xcode4の使い方をおさえたい!」という方にはピッタリではないかと思います。
全体的にツールの使い方にフォーカスした内容
他の入門書と同じく、サンプルアプリを作りつつという流れは変わらないのですが、
本書ではツールの使い方が特に詳しく書かれている印象があります。
気になった箇所を挙げると、
- スキームの編集・作成・管理
- コードのリファクタリング機能
- バージョン管理機能
- ブレイクポイントの使い方
- Leaksでメモリリークのチェックを行う
などなど。
見落としている機能もあるかもしれないので、すでにXcode4を使っている方でも、目を通してみたほうが良いかもしれません。
入門書としての基本もおさえてある
もちろん入門書としての基本もおさえてあります。
最初につまづきがちな
- デベロッパセンターでの作業
- Info.plistの編集
- AppStoreでの公開
- AdHocアプリで配布する
あたりもしっかり解説されています。
なんとMacアプリ作成についての解説も
ちょっと面白かったのが、Macアプリの作成方法についても解説されていること。
Macアプリで使えるUI部品がiOSと違うのですが、そこら辺の解説もしっかり載っています。
「これからMacAppStore向けのアプリを開発したい!」という方にもオススメです。
まとめ
Xcode4という開発ツールの使い方にフォーカスを当てた本ということで、
これからiOSアプリの開発を始める方だけでなく、
既にiOSアプリ開発は行っているんだけど、Xcode4の使い方を更に深く知りたい、
という方にもオススメの本です。