「他人の目」こそが文章を磨く
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最終更新日:2014/01/28
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だが、日記を文章トレーニングの方法として見た場合、大きな欠点が一つある。それは、「他人の目」がそこにないということだ。
編集者をはじめとした「他人の目」こそが、文章を磨くヤスリである。「人を面白がらせたい、感動させたい」という意欲こそが、創意工夫をもたらすのだから…。ゆえに、他人に読まれることを前提としない日記は、文章トレーニングとしては中途半端だ。「実戦」から遠すぎるのだ。
もっとも、いまは、インターネット上に「他人に読ませる日記」をつけるという奇妙な習慣が花盛りの時代である。そうした日記なら否応なしに「他人の目」に触れるから、手軽な文章トレーニングになる。
ネット上の日記を文章トレーニングとしてつけるとしたら、やはり字数は一定にすべきだし、「フォントいじり」に走るべきではない。「実戦」たる雑誌上では「フォントいじり」などできないのだから…(意味がわからない人は、「フォントいじり系」の超人気サイト「侍魂」を参照)。また、顔文字のたぐいにも頼らず、文章だけで読ませる工夫をすべきである。
ブログには「他人の目」があるから、
文章力を磨くことができるかもしれない。
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