ScanSnapのSV600とiX500は競合しない。用途によって使い分けるべき製品だ
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最終更新日:2013/11/28
ScanSnap
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こんにちは。アキオ(@akio0911)です。
以前から気になっていたスキャナ「ScanSnap SV600」を株式会社PFUさまよりモニターとしてお借りすることができたので、しばらく使ってみて感じたことなどを書きつづってみたいと思います。
SV600とiX500は競合しない。用途によって使い分けるべき
まずはSV600最大の特徴だと思われる「非破壊(裁断せず)でのスキャン」を試してみました。
ちなみにスキャンテストに使用したのはこちらの本です。
こんな感じで雑誌などを開いてスキャンすると、
自動で補正をかけてくれます。この自動補正、なかなか精度が高くて良い感じです。
ただ、やっぱり1ページずつめくってスキャンするのはメンドクサイです。「ページめくり検出機能」や「タイマースキャン機能」などの支援機能はあるんですが、それでもメンドクサイ。
しかし、「裁断しなくてもスキャンできる」というのは非破壊スキャンならではの大きなメリットです。ですので、「本などを丸ごとスキャンしたい場合はiX500」「裁断してはいけない本や、数ページだけをスキャンしたい場合はSV600」というように使い分けるのが正解ではないかと感じました。
サイズの異なる小さな原稿をたくさん取り込むにはマルチクロップが便利
次に「マルチクロップ」という機能を試してみました。
こんな感じで取り込みたい原稿をバラバラに置いてスキャンすると、
自動で向きを揃えて取り込んでくれました!
同じサイズの名刺をまとめて取り込むんだったらiX500でも可能ですが、サイズの異なる小さめの原稿を一気に取り込みたい場合は、SV600の方が便利かもしれません。
@akio0911はこう思った。
「手持ちの本などを丸ごとスキャンしたい!」という方には依然としてiX500がオススメですが、「裁断できない資料をスキャンしたい」「雑誌などを数ページだけスキャンしたい」という場合にはSV600のほうが便利ではないかと思います。
自分の使用用途を良く考えて、適している製品をチョイスしてみてくださいね!