ブログの訪問者に自分やブログを覚えてもらうためにこんな工夫してます
公開日:
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最終更新日:2014/03/05
ブログ運営
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せっかく書いたブログ記事はできるだけ多くの人に読んでもらいたいと僕は思っています。そのためにはブログや自分のことを覚えてもらい、「またあのブログを訪れたい」と感じてもらうことが大切ではないかと考えています。その実現のために僕が行っている工夫を紹介したいと思います。
記事を書いた人の事とか、ブログ名って、あんまり覚えてない
最近TwitterのRTやFacebookのシェアなどで流れてきて、リンクを開いて読んだ記事を5個ほど思い浮かべてみてください。ただし「知人・友人が書いた記事」「毎日のように購読しているブログ」は除外してください。つまり「たまたまSNSなどで流れてきたので読んでみたら印象に残っている記事」だけを思い浮かべてください。
では質問です。
- その記事を書いた人は、どんな人だったでしょうか?
- その記事が書かれているブログは、なんという名前だったでしょうか?
さて、答えられるでしょうか?
記事の内容がどんなに良くて、どんなに印象に残っていたとしても、書いた人のことやブログ名とかって、1回や2回訪れたくらいではあんまり印象に残らないんですよね。少なくとも僕の場合はそうです。
そして、「たまたまブログを訪れてくれた人」にブログや自分のことをできるだけ覚えてもらいたいというのが、僕が日々気にしている点です。
僕がすぐに覚えられたブログを挙げてみる
まずはコチラ。Evernote公式アンバサダーであるごりゅごさんのブログ「ごりゅご.com」。
実名を出していて、なおかつ顔も公開しているというのはやはり大きいのですが、僕が印象に残ったのは「茶タオル」でした。Twitterのアイコンには茶タオルを頭に巻いている似顔絵を使う。リアルのイベントでも茶タオルを頭に巻いて参加する。
茶色いタオルなんて1,000円もあれば買えるわけでして、これで人に覚えてもらえやすくなるなら安すぎますよね。
2番目はコチラ。モブログの勉強会も開催されているあかめさんのブログ「あかめ女子のwebメモ」。
特にモバイル版のデザインに注目。すべてのページの最上部に、赤いメガネをかけた似顔絵のアイコンが配されています。そしてTwitterなどでの名前が「あかめ」。ブログ名も「あかめ女子」という言葉が入っています。ここまで徹底していれば「赤いメガネの女子」ということですぐに覚えてしまいます。
余談ですが、誰が話していたかは忘れてしまったのですが、とあるイベントで女性参加者から「IT系のイベントに参加する男性って、黒いセルフレームのメガネをかけている人ばっかりだから、なかなか覚えられない」という話をされたことがあります。メガネのフレームの色だけでもちょっと工夫するだけで、人に覚えてもらえる確率を高めることはできると思います。僕はこの話を聞いて、すぐに赤いフレームのメガネを買ってみました。JINSとかなら1万円ちょいくらいで買えちゃいます。
ブルーライトカット率が約50%の「JINS PC ライトブラウン 度付き」を買ってみた – 拡張現実ライフ
最後は「江頭じゃまだカメラ」の作者「いたのくまんぼう」さんのブログ「Ninebonz - その和尚IT系」。
似顔絵の顔がすごく似ているのもあるんですが、リアルのイベントではいつもこの似顔絵と同じような格好をして参加されているのが印象に強く残りました。
僕がすぐに覚えられないブログやアイコンの特徴
具体名を挙げるのは避けますが、多くの人が使っているブログテーマを「そのまま」使っているブログは、僕の場合あまり印象に残りません。2回目・3回目に訪問しても、「あ、よくあるあのテーマを使っているブログだ」としか思いません。せめて背景色を変更するだけでもかなり違ってくると思うのですが。
あとアイコンですが、車・バイク・犬・猫・花などの画像を使っている方はすぐに覚えることができません。ふぃーぷれさんくらい徹底して至る所で使っている場合は覚えられるのですが。
また、「iPhoneを持っているだけの似顔絵」などもなかなか覚えられません。iPhoneを持っている人はたくさんいますし、常に手に持っているわけではないので、イベントでお会いしてもなかなか気付けません。
そういう意味で、似顔絵作成サービスなどを利用する際は、金額が高くなったとしても、オプションなどでカスタマイズを選択したほうが良いように思います。
akio0911と同じ絵柄の似顔絵アイコン、期間限定だったんだけど、今でもオーダーできる裏技があるらしい! – 拡張現実ライフ
iPhoneのブログだからといって、片手にiPhoneを持たせた似顔絵で覚えてもらえるのか?
世の中には引越し屋さんがたくさんありますが、人は何をもってして引越し屋さんを覚えているのでしょうか?グーグルで検索キーワードを入れて、サジェストされる検索候補を見るとそこら辺を垣間見ることができます。
ぶっちゃけ引越し屋さんはどこに頼んでも得られるサービスには大きな差がありません。だからこそ人に覚えてもらうことが大切なわけです。
例えば新しく引越しの会社を作るとして、ロゴマークに「トラック」や「ダンボール箱」などを採用しても、なかなか覚えてもらえないと思います。
また、YouTubeには料理動画が溢れているんですが、その中でもチャンネル登録数が72万人を超える超人気料理チャンネルがあります。YouTubeの検索窓に「cocking」と入力した時の検索サジェスト候補にその理由の一部を垣間見ることができます。
このあたりのことをブログ運営に当てはめてみると、様々なヒントが得られるのではと思います。ちなみに僕がこういったことを意識するようになったのは、8年くらい前にコチラの本を読んでからです。
ちょっとした読書記録も残っていました(笑)
「ブログやSNSでパーソナルブランディングする」なんていう言葉をよく見かけますが、非常に狭い意味でこの言葉を使っている場合がほとんどだと感じます。この本を読むと、実はより広い意味を持っている言葉なのだということに気付くことでしょう。また、様々なやり方があることも学べるでしょう。
僕の場合はどうしているか?
最近の僕は「派手髪」をプッシュしています。別にブログのために髪を染めたわけではありませんし、ブログのテーマと関連しているわけでもありませんが、今まで挙げてきた例を見て分かるように、関連がなくてもいいわけです。
派手髪の他にも「覚えてもらうことに貢献している要素」があるんですが、それについてはまた後日書きたいと思います。
@akio0911はこう思った。
もちろんブログにおいてはコンテンツの内容が最も重要な要素だと思いますし、他では読めない記事を書いていくことが大切だとは思いますが、相当とがっていないと競合する部分というのはどうしても出てきてしまうと思います。その時、ロゴや似顔絵などの差がチリツモとなってジワジワと効いてくることでしょう。
また、どのような分野でも「できることはすべてやる」人がトップを取れるのだと思います。