都市空間の地理学
公開日:
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最終更新日:2013/11/10
書評
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この本がとても興味深かった。まだ少ししか読んでいないのだけど、以下のようなことが述べられている。
ヒトやモノの2次元空間における移動は、時間軸を3軸目に設定することによって3次元的にとらえることができる。そこで例えば、選択した交通手段によってある一定時間後に到達可能な範囲は三角錐のような形状で表現できる。これを時間地理学ではプリズムと呼ぶらしい。
以下、他ページからの引用。
時間地理学では、その制約を3つの制約に分類している。
1.能力の制約→ex.睡眠、食事,交通手段の違いによるプリズム(prism)の変化
2.結合の制約→ex.バンドル(bundle)
3.権威の制約→ex.法律、習慣 ドメイン(domain)‐時空間的な範域
以上の3つの制約同士が、時空間上で組み合わされつつ、日常生活の枠組みが形成される。