EVERNOTEを使って、過去の自分に出会う
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最終更新日:2013/11/05
Evernote
画面のキャプチャが多用されており、パソコンにあまり詳しくない人でも読みこなせるのではないかと思います。例えば、両親にEvernoteの使い方をレクチャーするんだったら、この本を選ぶと良いと思います。
先日とある方とEvernoteについて話していたんですけど、僕は最近になって、その便利さが実感できてきた感じです。「電子書籍」というキーワードで検索したら、2009年1月の時点で下記の記事をクリップしたメモが出てきたんですね。
松下電器産業とソニーがそれぞれ、専用端末を使った電子書籍から事実上撤退することが分かった。ソニーは昨年、松下は今年3月までに端末生産を打ち切り、書籍ダウンロードサイトは今年度中に閉鎖する。一方、携帯電話向けの書籍配信サイトは継続する。
松下「ΣBook」
国内メーカーは2003年ごろから電子書籍市場に本格参入したが、専用端末やコンテンツの価格が高すぎたり、利用できる書籍数が少なすぎるといった問題が改善されず、普及が進まなかった。その間に携帯電話向け電子書籍市場が成長。専用端末の“居場所”がなくなっていた。
この記事を読んでいた時は、「日本ではもう電子書籍は普及しないだろうなー」と思いながらクリップしたと思うんです。んで、電子書籍が大きな話題になっている今、Evernoteの検索結果に偶然引っかかったこのクリップメモを読んで、「電子書籍はもう普及しない」と思っていた当時の自分に、「電子書籍には可能性がある」と思っている今の自分が出会う。そしてこの出会いはEvernoteというメモツールがなければ起こらなかったんだろうなあ、と考えると、Evernote=検索できる脳というコンセプトが実感できるワケです。
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