書評「稼げる 超ソーシャルフィルタリング」
公開日:
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最終更新日:2014/01/31
書評
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情報をふるいにかけ、役立つ情報のみを手に入れる「ソーシャルフィルタリング」というという方法について堀江さんが解説しているのが本書。
いわゆる仕事術系の本になると思います。
稼げる 超ソーシャルフィルタリング
著者:堀江貴文
青志社(2010-04-21)
販売元:Amazon.co.jp
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以下、目次。
目次
第1章 Twitterは最強のソーシャルフィルタリングツール(iPhoneやiPadが「最低限のスキル」になる日も近い
iPhoneが仕事のあり方や会社のあり方を変える
Twitterで有益な情報がどんどん入ってくる ほか)
第2章 あなたの仕事を一気に加速化するGmail術(iPhoneとGmailで仕事はさらに、何倍も効率化できる
GmailならPCに依存せずどんな場所でも使える
メーラーからGmailへの移行方法(Thunderbird3.0.4/Outlook2007) ほか)
第3章 従来の会議を不要にし、革命を起こすメーリングリスト術(最強のコミュニケーションツールとして活用できるメーリングリスト
「今月の予定」をメールで流すことで仕事が動き出す
メーリングリストでは上下関係はなく、自由に議論し合う ほか)
以下、レバレッジメモ。
p.35
・これからはますます、会社に頼らない「個の時代」がやってくる。そうなると、個人のリテラシーが重視される。
・ソーシャルフィルタリングされた情報は、その時その時に応じた、極めて価値の高い情報である。
・Twitterの情報は新聞社のストレートニュースなどより早く、すぐに広まっていく。
・メールとRSS、そしてTwitterが、情報集積地の役割を果たす。
RSSリーダーにフィードを追加しすぎると未読の山に圧倒されるようになってしまうけれど、Twitterのリスト機能を活用すれば、価値の高い情報のみをチェックできるようになる。最近は新聞社よりもTwitterの情報のほうが早いことも多々ある。地震で揺れた!と思ったり、電車に遅延が出ている時などは、まずTwitterを見るようにしている。
p90
・マウスで一通一通クリックせずに、キーボードのショートカットを使いこなそう。
・メールは、優先度にかかわらず、10秒で返信できるものから処理する。
大量のメールでも、ショートカットを使いこなせば小気味よく処理していくことが可能。
すぐに返事できるものは10秒で返信。スマートフォンがあれば出先でも返信できる。
p.155
・メールの用件は簡潔・単刀直入に。まわりくどい儀礼の挨拶はお互いにとって無駄でしか無い。
・蓄積した専門知識や技能を共有するための「横のつながり」をメーリングリストでつなぎ、組織をオープンに保とう。
・メーリングリストがあれば事足りるような用件なら、会議は不要。
・仕事の情報や成果などの数字をメーリングリストで共有すれば、意識やモチベーションを高めることができる。
・メールの欠点を補うために、リアルタイムで話し合えるSkypeなどのインスタントメッセンジャーを活用しよう。
メールの挨拶は回りくどい。 TextExpander などの省入力ソフトを使うのも有効。会議はできるだけ開かないようにして、メールを活用していこう。スマートフォンがあれば、メールベースでの議論も苦にならない。
【まとめ】
iPhoneやTwitterを使いこなしている人にとっては物足りない書籍かもしれない。
iPhoneは持っているけれど、Twitterをやっていなかったり、Gmailのキーボードショートカットを使っていなかったり、メーリングリストを使っていなかったりする人にはオススメできる書籍かもしれない。
稼げる 超ソーシャルフィルタリング
著者:堀江貴文
青志社(2010-04-21)
販売元:Amazon.co.jp
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