KDDI「手のひらAR」生みの親、工学博士 加藤晴久さんのインタビュー(動画あり)
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AR(拡張現実)
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ASCII.jpに、KDDIの「手のひらAR」に関するインタビューが掲載されているのですが、技術解説がきちんとされていて面白かったので紹介します。
加藤 はい。説明するとですね、図の右側半分がここで実装しているものの説明なんですが、肌色をまず見つけて、手がどこにあるか大体のアタリをつけるんですね。その後に、肌色の全体にあたるような多角形をくるっと囲ってしまい、頂点のうちどれかが人差し指で、どれかが中指で、という形に検出しています。囲まれた中の肌色の形や背景の形を基準にして検出しているわけです。特徴としては、やっていることが単純なので動作が軽いんですよ。ここまで単純化しないとケータイで動かすのは難しい。でも精度も十分ある。速さと精度を両立させています。
引用元:ASCII.jp:KDDI「手のひらAR」はARの限界を突破するか?
すごく複雑なアルゴリズムを用いているのかと思いきや、原理は意外と単純なようです。(実際に実装するとなると大変なのかもしれませんが・・・)