「Kinect for Windows SDK ベータ版」提供開始。非商用向けは無料
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最終更新日:2013/11/30
Kinect
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Kinect for Windows SDK ベータ提供開始、非商用向け無料
engadgetによると、マイクロソフトがKinect用の開発キット「Kinect for Windows SDKベータ版」の提供を開始したとのこと。対象プラットフォームはWindows 7。無料でダウンロード可能、非商用アプリの開発に利用可能とのこと。対象開発環境はVisual Studio 2010、開発言語はC++、C#、Visual Basic。
Kinect for Windows SDK ベータに含まれるのはドライバ、ハイレベルを含むAPI、インストーラ、ドキュメンテーションや各種リソースなど。機能的な制限はなく、原則的にXbox 360 のゲーム開発者に提供されているものと同等のライブラリが含まれます。可能なことは:
Kinect に搭載された各種センサのRAWデータ取得。 奥行き(赤外線) カメラ、RGBカラーカメラ、4エレメントのマイクアレイ。
同時に6人までの認識。または同時に二人までのフル骨格トラッキング。
ノイズ / エコーキャンセル。音の位置認識。
オブジェクト認識、奥行き認識。
など。全身のスケレタルトラッキングにはXbox 360ゲームと同様のセットアップ (一定の距離と見通し) が必要ですが、部分的なトラッキングや奥行きの認識、音声関係の機能は広い場所がなくても機能します。
公式のSDKが提供開始されたことで、開発が更に容易になり、Kinect活用の取り組みが更に増えることとなりそうです。