書評「iPhoneアプリ設計の極意――思わずタップしたくなるアプリのデザイン」
公開日:
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最終更新日:2014/01/08
iOSアプリ開発書籍
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株式会社オライリー・ジャパン 宮川様より献本御礼。
概要
この本は「UIの作り方、コードによる実装の方法」を解説している本ではありません。
アプリのUIを使いやすくするにはどうしたらよいか?画面を見やすくするためにはどうしたらよいか?搭載している機能を使いやすくするにはどうしたらいいか?という、「画面デザイン、UI設計」に関する本です。
この書評を書くにあたり、Amazon.co.jpの商品ページを見ていてビックリしたのがこれ。
コーディングに関する本ではないのに、出版社別のオライリージャパンで1位、プログラミングジャンルでも3位というすごい売れ行き。
iOSアプリ開発者の、UIやデザインに対する関心の高さがあらわれています。
読みどころ
Gowalla、PCalc、USA Today、Things、Twitterrific、Facebookといった有名アプリがどういった過程を経て現在のUIに至ったかのメイキングストーリーが載っており、これが面白い!開発中のプロトタイプの画面なども載っています。

最後に載っている「fladdict流のUIデザイン」も面白い!紙によるプロトタイピングでアプリのデザインが作りこまれていく過程を見ることができます。
まとめ
ただ単に機能要件を満たしただけのアプリを作るのではなく、「使いやすく」「愛される」アプリを作るためには、必読の本だと思います。
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