「SkyWare(スカイウェア)」スマートフォンのGPSとARを活用したTISの情報配信プラットフォーム
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最終更新日:2013/11/16
GPS
TISは、スマートフォンののGPSとAR(拡張現実)を活用した情報配信プラットフォーム「SkyWare(スカイウェア)」の提供を開始したとのこと。第一弾として、観光情報を配信する「街歩き観光ナビゲーションサービス on SkyWare」を提供するとのこと。
SkyWareは、位置情報に紐づいたARコンテンツをスマートフォンやタブレット端末向けに配信するプラットフォーム。企業や自治体は、専用のウェブサイトから表示させたいコンテンツを簡単にアップロードできる。SkyWareで推奨するOSは、iOSとAndroid。
第一弾の「街歩き観光ナビゲーションサービス on SkyWare」では、観光客向けのナビゲーションサービスを提供するとのこと。観光情報をARや地図上に表示するほか、利用者の属性や現在地、趣味嗜好から最適なルートを勧めるとのこと。利用者の属性や趣味嗜好をどのような方法で取得・収集するのかが非常に気になるところです。
また、観光客の移動軌跡を把握できる「動態ログ収集機能」も搭載しているとのこと。これによって、企業や自治体は、観光施策の効果測定や分析ができるとのこと。利用者が増えてくれば、有用なデータが得られる仕組みになりそうです。
現在は日本語・中国語・韓国語に対応しており、対応言語は順次拡大していくとのこと。これは海外からきた観光客に対しての対応ということでしょう。
料金は、基本サービス料金が年間150万円(1000コンテンツまで)。サーバ管理サービスや利用者属性情報を提供するサービスについては別途相談となる。TISでは、このサービスを自治体や旅行会社など観光関連分野に向けて展開し、2013年までに30件の導入を目指すとしている。
プラットフォームとして展開していくということなので、どの程度の情報を集約できるのか?そして、どの程度のユーザーを集められるのかがキーとなりそうです。