自分の話を聞いてもらえる場所を作ろう!書評「あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方」

公開日: : 最終更新日:2014/01/25 ブログ運営

記事内に広告を含む場合があります。記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

OZPAの表4@ozpaさんが書いた本、あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方―これだけやれば成功する50の方法を読み終わった。

あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方―これだけやれば成功する50の方法

読みながら、「自分もブログで結構人生が変わったのかもなー」と思ったので、そのあたりの話を書いてみる。

この本には「これだけやれば成功する50の方法」が書かれているけれど、自分がブログを始めてから実際に経験したことに関連しそうな項目をいくつか挙げて、それに合わせて自分の今までの経験を書いてみる。

03 誰も話を聞いてくれないので作ったブログ

自分がいつからブログを始めたかというと、94年くらいにHTMLでウェブ日記を始めた頃だとも言えるし、自宅サーバーにMovableTypeをインストールして携帯メールからモブログできる仕組みを作った頃とも言える。しかし、「誰かに話を聞いて欲しい」と思って書き始めたのは、いわゆるWeb2.0ブームの頃だったように思う。

当時僕はメーカー系受託のシステム会社で働いていて、仕事はやりがいがあったが、自分の作ったものが多くの人の目に触れないことに、不満を持っていた。そして、同僚がプログラミングなどに関してあまり興味がなかった(興味がない人がプログラマーをやっているような職場もあるのです)。

そんな中、Web2.0が話題になった。僕はそこにITの未来があるのではないかと感じ、関連書籍を読みまくった。

自分でも作ってみたいと思い、Ruby on Railsというフレームワークの入門書を買ってきて、その洗練されている作りにビックリした。当時すべてC言語でCGIを作る仕事などをしていたので、「C言語でウェブなんてやってる場合じゃない!」と思った。衝撃を受けた。

しかし、周りにウェブに熱中している人はいない。スキルの面からいって、いきなりウェブ業界に転職できる気もしない。なにしろGETとPOSTの違いがようやく分かる程度のスキルだった。ウェブに興味のある人と効率よく出会える仕掛けができないものか・・・。

そこで考えたのが「情報の発信」。ネットでは情報を発信しない限り、その人はそこにいないとと同然なのだ。まずはエンジニアが多そうなはてなダイアリーでブログを作った。ブログ名は「Web2.0職人の軌跡」。なんとも恥ずかしいタイトルだが、こういうタイトルにしておけば、恥ずかしいこともあり、スキルの上達も早くなるのではないかと考えた。

ブログを始めてから数ヶ月。ウェブ業界の人たちと知り合いになり、「さらにWeb2.0のことを知りたい!」と思って始めたのが、Web2.0ポッドキャスト(Web2.0 Podcast)だ。このポッドキャストがキッカケで、ついにウェブ業界に転職することになる。

ちなみに最後の配信は第51回 Selenium IDEの笠谷氏、Pocket Guitarについて語る。僕が転職することになった会社のCTOだ。

PocketGuitar
カテゴリ: ミュージック
価格: ¥85

この時は国内ではiPhoneは発売されておらず、笠谷さんはiPod touchをハックしてポケットギターを作っていた。この時はピンとこなかったけど、今はモバイルからのネットアクセスが主流だ。Web2.0に関する番組の最終回がアプリに関する話(しかもAppStore登場前)というのは、偶然なのだろうか?それとも、「Web2.0の次はタッチパネルがくる」となんとなく感じて、番組をやめてしまったのだろうか?

僕には周りに話を聞いてくれる人がいなかった。なので、ブログを作った。ブログを始めた事で、iPhoneアプリを作るようになった。ブログを始めていなければ、おそらくiPhoneアプリ開発に関わることはなかったように思う。

ブログは結構人生を変えてくれる。

28 自分がつまづいたところがポイントだ

ウェブ技術で自分が「分かっている」ことはほとんどなかったので、「Web2.0職人の軌跡」で何を書いていたかというと、「分からないこと」そして「分かったこと」。

自分が分からないことはググって調べる。分かったらそれをブログに書く。自分の他に同じことが分からない人がいれば、同じようなキーワードでググって、自分のブログにきてくれて、問題が解決する。

徐々に訪問者が増えてくると、自分が「分からないこと」を書いても、訪問者が教えてくれたりする。

ブログには「分からないこと」「分かったこと」を書くといい。

15 環境を嘆くよりも自分を変えるほうが楽しい

ここら辺の話は、7つの習慣という本にも書いてあるけれど、

環境を変えるのは難しい。ストレスも溜まる。でも、自分を変えるのは結構簡単。そして自分が変わると、周りも変わる。

「なんで今日は雨なんだ!」と嘆いてもストレスが溜まるだけ。そして、降雨を止めるのはほぼ無理。でも、傘をさすのは簡単。

25 はてなブックマークを利用する

Web2.0ポッドキャスト(Web2.0 Podcast)の次は、「ハッカーズカフェ」という活動を始めた。技術に興味のある人々が平日夜や休日に集まり、様々な「ハック」をして遊ぶためのグループだ。

Webについて理解した後は、実際に作ってみよう!というわけ。

そこで作った物・やったことはすべてブログの記事に書いた。はてなブックマークはエンジニアや技術好きが多いこともあり、こういったネタにはブックマークが集まりやすかった。

はてなブックマーク – 実世界はてなスターを作ってみる – 拡張現実ライフ

はてなブックマーク – 電脳メガネ「のようなもの」を作ってみた – 拡張現実ライフ

はてなブックマーク – 六本木で電脳メガネの実証実験をしてきました – 拡張現実ライフ

はてなブックマーク – LL Futureにて自走式Webサーバーを発表してきました – 拡張現実ライフ

特に「電脳メガネ」に対する反応は凄まじかった。技術+拡張現実+アニメネタなので、ブックマークは集まりやすかった。すごい勢いで拡散して、最終的には、アニメ「電脳コイル」の磯光雄監督にお会いして電脳メガネを試してもらうことができた。

はてなブックマーク – 電脳コイルの磯光雄監督に電脳メガネを試してもらった – 拡張現実ライフ

はてなブックマークの威力は凄まじい。

08 「ふつうの人」の私でも本を出版できる

僕がcocos2d for iPhoneレッスンノートを執筆できることになったのも、人からの紹介を頂いたから。

「cocos2d for iPhoneレッスンノート」発売開始しました! – 拡張現実ライフ

普通の人がいきなり本を書くのは難しい。でも、ブログで情報発信をしていけば、人のつながりが出来て、本を執筆するチャンスも増える。執筆するチャンスつかむためにブログを書くのはアリだと思う。

まとめ

ブログを書くと色々と楽しいことが起こるので、書いてみると良いと思うよ。

他の書評記事はこちらをどうぞ。

あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方―これだけやれば成功する50の方法

目次

第1章 「ふつうの人」でも人気ブロガーになれる
第2章 モチベーションの起爆剤を手に入れる
第3章 ブログを楽しく続ける八つのコツ
第4章 どうせなら起こしてしまえバイラルループ
第5章 ブログ管理人に必要な八つの心構え
第6章 人脈は巻き込まれて作る巻き込んで増やす

関連記事

サンフランシスコのピア39にあるチャウダーズでクラムチャウダーを食す!

lolipop アップルの開発者向けイベント「WWDC2014」

ミスドのカルピスドーナツとカルピスポンデリングを食べてみた!

ミスドで期間限定のカルピスコラボ商品「カルピスドーナツ」と「カルピ

十三カレー計画で牛すじカレーネギのせを食す!(大阪・十三)

「iPhoneアプリ開発キャンプ@大阪」のランチで、十三カレー計画

大阪・難波の加寿屋 法善寺でかすうどんを食す。ランチタイムはおにぎり2個まで無料!

大阪・難波の加寿屋 法善寺 (かすうどん KASUYA)で、かす

ライブドアブログで運営していた「あきお商店」を「卵は世界である」に改名しました

少し前からライブドアブログで「あきお商店」というブログをやって

→もっと見る

PAGE TOP ↑