集計対象期間の設定方法と注意点 ブロガーのためのアクセス解析講座 第2回
公開日:
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最終更新日:2014/01/05
ブログ運営のためのGoogleアナリティクス講座
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こんにちは。アキオ(@akio0911)です。
さて、ブロガーのためのアクセス解析講座、前回はページビュー数・訪問数・訪問別ページビューの関係について解説しましたが、
ページビュー数 = 訪問数 × 訪問別ページビュー – ブロガーのためのアクセス解析講座(1) – 拡張現実ライフ
今回は集計対象期間の設定方法と注意点について解説したいと思います。
集計対象期間とは?
「4月のページビュー数を見たい」とか「今年の訪問別ページビューの推移を見たい」といったように、期間を指定して各種の数値を見るのに使うのが集計対象期間です。
集計対象期間を指定する方法
Googleアナリティクスのページの右上に期間が表示されていますね。
これが、いま使用している集計対象期間です。
ここをクリックすると、期間を変更することができます。
左側のカレンダーをクリックして、日付を変更します。
また、右側の日付の部分をクリックしてキーボードで直接編集することもできます。
「期間」をクリックして、今日・昨日・前週・先月といった期間を素早く指定することもできます。
異なる期間同士の比較もできる!
「比較」をクリックすることで、異なる期間同士の数値を比較することもできます
上の例では、異なる3日間を指定しています。
比較の期間を設定すると、このように異なる期間が色分けされて、分かりやすく比較することができます。
異なる期間で比較する時は曜日に注意!
ここで注意点。期間をずらして比較する時は、曜日がずれないように比較しましょう。
なぜなら、大抵の数値は平日・休日などで変動するからです。
例えばソフトウェア開発系の記事は、平日にはアクセスが増え、休日にはアクセスが減る傾向があります。
おそらく会社で仕事中に記事を読む人が多いからでしょう。
この場合、「木曜日から金曜日」と「土曜日から日曜日」を比較するのが望ましくない場合があります。
例えば上の例では曜日がずれてしまっています。
このように曜日を揃えて比較したほうが、たいていの場合は望ましい結果が得られます。
(もちろん、例えば平日と休日の数値の違いを見たいといった場合は別です)
異なる月で比較する時は日数に注意!
また、月同士を比較する時にも注意が必要です。
こちらの例では、10月が31日間、11月が30日間になってしまっています。
例えばページビュー数を比較している場合、これだと10月のページビュー数が1日分だけ増えてしまいます。
これで「11月のアクセスが減った」などと判断してしまうのは間違いだと言えるでしょう。
こういうときは、上のように日数を揃えてあげましょう。
あとがき
いかがでしたでしょうか?
集計対象期間の設定は、Googleアナリティクスのほとんどの機能で使うことになる、基礎の基礎となります。
解析目的に合う有効な期間を設定できるようにしておきましょう。
次回をお楽しみに!