英語が苦手な僕が英語の資料を楽しんで読めるようになった多読法

公開日: : 英語

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こんにちは。アキオ(@akio0911)です。

僕は中学生の頃から英語が大嫌いでした。そして成績も悪かった。どのくらい酷かったかというと、高校生の時点で「college」の意味を「村」だと思ってたりしました。高校生でこれですから、かなり酷い。

しかし社会人になって仕事で英語の資料を大量に読む必要性がでてきました。仕事の調べ物のためにネットでググっても、出てくるのは英語のページばかり。医療系の画像処理関係の仕事で、日本語のまともな情報がほとんどネットになかったんです。最初は辞書を使って地道に訳していきますが、これではまったく仕事が進みません。

「これはまずいな」と思い、英語を読めるようになるために、様々な勉強法を試しました。その中で僕が楽しんで取り組めたのが「多読」という方法でした。

この勉強法に取り組み、英語への苦手意識がなくなりました。そしてなんと300冊もの洋書を読むことができたのです。(とはいっても、かなり薄めの本でしたが)。

今日は、この「多読」について紹介したいと思います。

    

最初の出会いは「今日から読みます 英語100万語!」

当時ネットで英語の学習法について調べていて、目に付いたのがこの「今日から読みます 英語100万語!」でした。

僕が当初目標にしていたのは「英語の資料を読めるようになること」だったので、この「今日から読みます 英語100万語!」というタイトルがとても気になったんですね。「100万語も読めるようになったら素晴らしいだろうな」と。早速この本をAmazonで購入してみました。

    

サンプルで掲載されている数ページの英文が辞書無しで読めた

この「今日から読みます 英語100万語!」には、サンプルで数ページにわたる英文が載っていました。そして「これを辞書無しで読んでみろ」と書いてありました。「いきなり辞書無しはきついなー」と思ってたんですが、試しにやってみたら、これがなんと辞書無しで読めてしまったんですね。

理由は簡単で、「中学生レベルの単語と文法で構成されているから」だったんです。

     

義務教育で読まされる英語は量が少ない。内容がつまらない

義務教育で読まされる英語は量が少ない。内容がつまらない

社会人になると、仕事によってはたくさんの英語を読む必要があります。しかし日本の義務教育では、読まされる英語の量が圧倒的に少ないのです。

中学生と高校生で使う英語の教科書を全て机に積んでみましょう。それが6年間かけて読む英語の量なんです。6年間もかけてたったあれだけの英語を読んで、英語がスラスラと読めるようになるなんて事は無いと思います。

また、教科書に書いてある文章もつまらないものが多いです。「外国の方が寿司屋に行って、あーおいしかった!」みたいな話ばっかりです。こんな話に興味を持てる人なんて、そんなにいないでしょう。

ネットとか本とかで、自分が興味の無い【日本語】で書かれた文章を読むのでさえ苦痛なのですから、【英語】で強制的に読まされたら嫌になるに決まっています。

    

文章のすべての単語・すべての意味を100%理解して読むのが苦痛

また、義務教育の英語では、【精読】といって、文章内のすべての文章について、文法的な構成と単語の意味をすべて完璧に解読しつつ授業が進んでいます。

日常生活で日本語の文章を読む際にこんなことやってる人はまずいないでしょう。ちょっと難しい日本語の単語が出てきても、辞書など引かずにすっ飛ばすこともあるでしょう。

子ども向けの戦隊モノで「正体不明の未確認飛行物体が急速接近!」なんて台詞が出てきても、ほとんど理解していない子どももいるでしょう。しかし番組自体は楽しめるためです。

    

辞書はひかない・分からないところは飛ばす・つまらなければやめる

「多読」では、英語多読の三原則というものがあります。

    

辞書はひかない!

多読では、辞書はひきません

多読では、辞書はひきません。辞書をひかなくても分かるレベルの本から読み始めます。「知らない単語が全体の5%以下の本」から読み始めることを推奨しています。

日本語の本だって、半分以上が知らない単語で構成されている本を読むのは苦痛ですよね?

    

分からないところは飛ばす

多読では、分からないところを飛ばします。知らない単語や分からない文章が出てきたら、文脈から推測します。これができるのは、先ほど出てきた「知らない単語が全体の5%以下の本」なんですね。そして本に対する理解度が7〜9割であることを目安に、少しずつ読む本のレベルをあげていきます。

    

つまらなければやめる

短期間で効果を求めず、続けること、やめないことを大切にします。「xヶ月でTOEICの点数がxxx点アップ!」みたいな修行のようなことはやらない、ということです。

また、「自分が興味の無い本」は読まないようにします。「自分が興味のある本」だけを読みます。これは日本語の読書だって同じですね。自分が興味の無い本を無理に読んでいたら、途中で挫折してしまいます。

僕の場合は、SFとか、科学やITに関する本ばかり読んでました。これがとても楽しいんですね。やはり自分が興味のある分野だと、読書を楽しめるのです。その中で、新しい単語も自然に覚えていきます。

そして読書記録をつけて、達成感を味わっていきます。

    

まとめ

僕は多読で、SF・IT・宇宙・科学などに関する本を中心に300冊ほどの洋書を読みました。読んでいる最中は純粋に読書を楽しめました。「読みたい本を読みたいから読む」状態でした。そしていつの間にか、英語に対する苦手意識がなくなっていたのです。

楽しみながら英語を学べる「多読」、みなさんもぜひチャレンジしてみてください。オススメですよ!

    

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