Objective-CとCocoaの動的な特性の利点を理解したいならこの本を読むべき
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最終更新日:2013/11/16
Objective-C
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JavaやC++などは「静的型付け言語」、Objective-CやRubyなどは「動的型付け言語」と呼ばれています。
僕は元々、静的型付け言語である「C++」や「Java」などから学んでいったので、動的型付け言語のメリットや活用方法がいまいちよく分かってなかったんですが、「Dynamic Objective-C」という本を読むことによって、「Objective-Cの動的な特性」を活かしたコードが書けるようになりました。
対象となる読者
「JavaやC++など、静的型付け言語しか使ったことがない方」「動的型付けって何?という方」「Objective-Cの利点を活かしたコードを書きたい方」を対象とした本となっています。
本書の内容
「Dynamic Objective-C」の前半では、「セレクタ」「カテゴリ」「ポージング」「ランタイムAPI」など、Objective-Cの動的な仕組みの部分について徹底的に解説しています。
そして後半では、この動的な特徴を活用したデザインパターンの実装例を紹介したり、Cocoaで実際にデザインパターンを活用している箇所について解説しています。
ですので、「なぜCocoaはこのような作りになっているのか?」「Objective-Cを活かしてコードを書くにはどうすればよいのか?」といった事が分かるようになります。
Amazonでは中古品しか入手できず。しかし・・・
残念ながら、現在Amazonでは中古品しか入手できません
しかし、本書はこちらのWeb連載記事を加筆修正したものなので、Web連載記事を読むだけでも良いかと思います。
ダイナミックObjective-C | コラム | 開発・SE | マイナビニュース
アキオはこう思った。
僕は「C++」や「Java」でオブジェクト指向を学んだので、Objective-Cでコードを書く時も、まずは親クラスや中間クラスを作り、「継承」によってすべてを済ませようとしていました。しかし「Dynamic Objective-C」を読んでからは、継承以外の方法でも解決できるようになり、むやみやたらに親クラスや中間クラスを作らなくなり、プロジェクト内のクラス数が減って、その結果、分かりやすいコードを書けるようになりました。
「Objective-Cの動的な特性を理解したい方」「Objective-Cらしいコードを書けるようになりたい方」は、ぜひ本書をチェックしてみてください!