ライセンスについてまとめてみた
公開日:
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最終更新日:2014/01/30
プログラミング
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要約すると、MIT Licenseとは次のようなライセンスである。
- このソフトウェアを誰でも無償で無制限に扱って良い。但し、著作権表示および本許諾表示を、ソフトウェアのすべての複製または重要な部分に記載しなければならない。
- 作者または著作権者は、ソフトウェアに関してなんら責任を負わない。
「無保証」であることの明記と著作権表示だけを再頒布の条件とするライセンス規定。 この条件さえ満たせば、BSDライセンスのソースコードを複製・改変して作成したオブジェクトコードを、ソースコードを公開せずに頒布できる。
著作権表示さえしておけば、BSDライセンスのソースコードを他のプログラムに組み込み、しかも組み込み後のソースコードを非公開にできるため、GPLに比べ再配布時のライセンス条件を制限する事もなく、商用化及び標準規格の制定に利用しやすいライセンスである。
GPLの条項を守らずに (たとえばソースコードを秘密にしたまま) 複製物を頒布すると、著作権者から頒布の差止を求められる場合がある。
GPLやLGPLと同様に派生物もMPLで公開する必要があり、感染性の強いライセンスである。
主にネットワークで流通するソフトウェアで使われる。利用者は、無償で利用、改良、配布などを行うことができ、それを自らの著作権で配布することも可能である