ウォンツ創造型開発を展開すべき
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最終更新日:2014/01/25
コラム・雑記
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僕の配属された部署では、ニーズ対応だけではなくて、ウォンツ創造型開発をしていくべきなのかもしれないし、少なくとも、それが僕の望んでいた仕事である。
「ウォンツ」はまだ必要性は感じていない潜在的な欲求。なくて困っているのではない。だから、提示されて初めて「そうそう、これ!」と思われる。一般的な調査では現れてこない
「ソニーのポリシーは、消費者がどんな製品を望んでいるかを調査してそれに合わせて製品をつくるのではなく、新しい製品をつくることによって彼らをリードすることにある。消費者はどんな製品が技術的に可能かを知らないが、我々はそれを知っている」 ・・・ソニー・盛田昭夫
ビジネスの世界で、「ウォンツ」重視の姿勢を明確にしている典型的な事例は、Apple Computer社。
「初代iMac」や「iPod」は、世の中のニーズに合わせて開発されたものではありません。一般消費者にヒアリングをしても、「5GB分の音楽を持ち歩ける、ファッショナブルなハードディスク音楽プレイヤーが欲しい」なんて意見は聞けなかったはずです。でも店頭に登場した途端、バカ売れしました。
「これこれ、こういうのだよ! 俺が本当に欲しかったのは!」
と、皆に思わせることに成功したからです。iMacやiPodは、消費者本人も気づいていない潜在的な欲求を刺激し、他に代替手段のない「ウォンツ」に対応する製品になったのです。
大学プロデューサーズ・ノート 【アーカイブス】:大学に恋させよう! 「ウォンツ」にこだわるオープンキャンパス – livedoor Blog(ブログ)