ネットでサイコロを振ると6が9999になることがある
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最終更新日:2014/02/04
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iPongを公開していたらAppleからメールが来た
SDKのなにかのアグリーメントに抵触してるのかと思ってドキドキしながら電話を賭けたら、「面白いので、逢いたい」と言われた。
ということでサンフランシスコに行ってきます。
チャンスはいつだって転がっている。
iPongというのは、そもそも別になにかを真面目に研究したり、なにかをやろうとしたりしたわけではなかった。
全く異なる研究をiPod touchでやっていて、その副産物として偶然出来たものを、Youtubeにアップしてみた。
iPongは社内で見て、盛り上がって、それだけで終わるネタソフトだった。普通なら「そんなもの作ってないで仕事をしろ」というところだ。
けど、こういうわけのわかんないものをスタッフが勝手に作るところがUEIの良いところだと思っている。布留川君なんかは、知らないうちにGainerの本を出してた。
Appleから、日本の独立企業としてはおそらく初めて、iPhone SDKの正式な開発パスをもらえることになった。
なんのコネもない極東の小さな会社の隙間時間で作られたジョークソフトが、思わぬ効果を産んだのだ。
作ったモノをネットで公開すると、予想もつかない展開につながる。
チョロQ遠隔操縦システムも、Suica乗車履歴表示も、電脳メガネも、ネットで公開したことによって、予想もつかない展開につながってきている。
作ったモノはどんどんネットで公開していかないともったいない。
- 面白いモノを作れる環境
- 作ったモノを公開できる環境
- チャンスを生かせる環境
これらの環境を整えようと思った場合、普通の社員の立場だとなかなか難しい。なので今のところ個人でできる範囲でなんとか環境を整えようとしている。「面白いモノを作れる環境」としてのHacker’s Cafe。「作ったモノを公開できる環境」としての個人blog。しかし最後の「チャンスを生かせる環境」というのが、個人レベルだとなかなか難しい。
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