Adobe AIRで拡張現実!ひとまず方角を表示してみた
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最終更新日:2014/01/30
AR(拡張現実)
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パソコンの向いている方角をリアルタイムに表示できます。現状の仕組み、および今後の展開については以下の図を参照。
地磁気センサーサーバー部分についてはrubyで記述していますので、おそらくWindowsやLinuxでも動作するはず。まだ未検証。ひとまずはMac上にて動作確認済み。
やりたい事は、方角や現在位置などをキーとしてライフストリーミングを検索、映像上に合成表示。最近言われている所謂「ソーシャルAR」をAdobe AIR上で実現しよう、というわけです。
今回のシステムのポイントは、表示部分をFlashで作成できるという点です。つまりロジック部分をActionScriptで記述可能。Objective-CやC言語、C#などを覚えなくてもオーケーです。なおかつ現在位置・方角ベースなので、ARマーカーの認識、あるいは特徴点の認識なども用いていません。ですので、画像認識関係の知識を学ぶ必要もありません。もちろん組み込むことも可能です。
ソーシャルAR部分については、エクストリームアドホック忘年会のようなライフストリーミングアプリを実装したいところ。
他にも、昨年のジオメディアサミットで発表した以下のような概念図を元に、様々なアプリケーションを実装していきたい。
今後画像認識も組み込んでいけるのであれば、こういったアプリケーションも作りたいですね。
「最近の拡張現実ブームはセカンドライフブームと同じ結果になりそう」なんていう声もちらほら聞こえますが、そうならないためにも、やはり「どういったアプリケーションが面白いのか?広がるのか?使われるのか?流行るのか?」といったところにフォーカスして、実際のフィールドワークを通した模索・実験を続けていきたいところ。
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