ARアプリ「Layar」は日本で飛躍するか
公開日:
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最終更新日:2013/11/05
AR(拡張現実)
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「ITmediaプロモバ」に、世界的ARアプリ「Layar」の今後の展開についての記事が掲載されています。
日本ではシステム・ケイがオフィシャルパートナーを務め、アプリの日本語化や商用利用の窓口を請け負っている。「もっと上手くLayarをプロモーションしていきたい」と語るのは、システム・ケイでLayar事業の営業を担当する田口槙吾氏。セカイカメラが脚光を浴びる中、日本でいまひとつLayarの知名度が上がらないことを同氏はもどかしく思っている。一方、同社が地道に増やしてきた日本発のコンテンツは33ジャンルにのぼり、サービスのローカライズは着々と進んでいる。またLayarは今後、ソーシャルやゲームの要素を強化する方針で、コンテンツプロバイダーにとって興味深い動きを見せている。
年内に有料コンテンツも――世界的ARアプリ「Layar」は日本で飛躍するか – ITmedia プロフェッショナル モバイル
海外がどういう状況なのかは知らないですけど、少なくとも日本においては、ARといえばセカイカメラ、セカイカメラといえばAR、って感じですよね。そもそも日本でレイヤーといえばPhotoshopの機能の名称か、あるいはコスプレイヤーの略称のほうが先に思い浮かぶような気もします。
また、これまで実用的なコンテンツが主だったLayarだが、近々ゲームやソーシャルを強化する計画があり、ビジネスの幅が広がりそうだ。ゲームに関しては、すでに現状のLayar向けに迷路のコンテンツなどが登場しているが、今後は開発者がARゲームを作るのに役立つさまざまな機能がアプリに実装され、より手の凝ったARゲームが開発できるようになるとスコット氏は明かす。もちろん、課金の仕組みが整えばこれらのコンテンツを有料で販売できる。
また、アバターを使ったサービスで、これまで手薄だったソーシャル性も強化されるようだ。システム・ケイではみんなのLayarとLayarで記念撮影という2つのユーザー参加型コンテンツを用意していたが、コンテンツの登録はWebサイト経由で、アプリ内でコンテンツを気軽に投稿できなかった。一方、新たに搭載されるアバター機能は、Layar B.V.がアプリそのものに組み込むソーシャルサービス。ユーザーが投稿したコメントがアバターの姿でAR空間に投稿されるという。
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セカイカメラ同様、ARソーシャルゲームプラットフォームのポジションを狙っているんですね。