頓智ドット、震災前・復興途上の写真閲覧機能をセカイカメラに搭載
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AR(拡張現実)
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頓智ドットのプレスリリースによると、ヤフーが提供する「東日本大震災 写真保存プロジェクト」の写真を、撮影されたその場所の付近でスマートフォンをかざすことによって今の景色と共に閲覧できる機能をセカイカメラに搭載したとのことです。
セカイカメラをかざすとエアタグが浮かび上がります。震災前の写真は茶色の枠、震災後の写真は銀色の枠で表示されています。
「震災前の記憶」と「復興への記録」のフィルター機能が提供されています。
こちらが、震災前に被災地で撮影された写真のエアタグ。
そしてこちらが、震災後におなじ場所で撮影された写真のエアタグ。
3月11日に発生した東日本大震災により、私たちの『当たり前の日常』が奪われました。
3ヶ月以上経った今も、避難所生活を余儀なくされている方々や、
大切な家族や知人が行方不明となったままの方も、多数おられます。
被災された方々の中には、まだ日々の生活に追われ写真を見るどころでない方や
むしろ、しばらく写真を見たくないという方も、いらっしゃるかもしれません。
数ヶ月後、数年後、数十年後、
今回実装した『震災前の記憶』『復興への記録』の写真閲覧機能が
震災前の日々を忘れないように、震災を風化させないように、
今後世界中から訪れる人々や、生まれてくる子供たちに『今いる場所で起きた出来事』として伝えられ、力強く復興した、未来の私たちの日常に、微力ながらお役に立てれば幸いです。引用元:『東日本大震災 写真保存プロジェクト』に寄せられた震災前の風景、復興に向かう姿など1万枚以上の写真を、『撮影されたその場所で』セカイカメラで閲覧できる機能を公開 – 頓智ドット株式会社