デバッグ・最適化の方法を学ぼう!書評「iOSデバッグ&最適化技法―for iPad/iPhone 第2版」
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最終更新日:2014/01/04
iOSアプリ開発書籍
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こんにちは!iOSアプリ開発に関する本はこまめにチェックしているアキオ(@akio0911)です。
レベル・目的別!iPhoneアプリ開発おすすめ本16冊(2013年2月版) – 拡張現実ライフ
今日は、iOSアプリのデバッグ・最適化技法が学べる、iOSデバッグ&最適化技法―for iPad/iPhoneを紹介したいと思います。
エラーが出た時・問題が発生した時の対処方法を学べる
プログラミングの経験があまりない初心者がアプリ開発でつまづくのが、エラーへの対処です。
アプリケーションが意図通りに動かない場合はデバッガ・コンソール・Instrumentsなどのツールをうまく使って原因を突き止めていくのですが、これらのノウハウは職場の先輩などから伝授されることが多いのです。
本書では、実際にコードを書いて不具合をわざと発生させて、その原因を調査する方法を学べるように工夫されています。
デバッガ・ブレークポイント・コンソール・Instrumentsなどの使い方が学べる
アプリのコードを書きつつ、デバッガを使って変数の内容調査・ブレークポイントの設定などを行ったり、コンソール画面を使ってアプリの動作を調査したり、Instrumentsを使ってアプリの最適化作業を行ったりしていきます。
実際の作業に沿って解説されているので、これらのツールの使い方をしっかり学ぶことができます。
メモリ管理の仕組みも学べる
実際にアプリのコードをいじりながら、デバッガなどのツールも併用して、iOSにおけるメモリ管理の仕組みを学べるように構成されています。
他の書籍ですと、図解やコードの解説だけでメモリ管理を解説しているものがほとんどですが、本書ではコードだけではなく、実際にアプリを実行しながらデバッガを使って動作を追いかけ、メモリ管理の仕組みを把握していきます。
本書をじっくりと読んでいけば、メモリリーク・参照カウント・自動開放プールなど、メモリ管理周りの仕組みがしっかりとイメージ・把握できるようになると思います。
まとめ
「アプリ開発を学び始めたけど、エラーや問題が発生した場合の原因調査方法が分からない!」という方にオススメの書籍です。ぜひチェックしてみて下さい!