自由大学 情報と社会学部 講義「拡張現実の過去・現在・未来」

公開日: : 最終更新日:2016/02/01 AR(拡張現実)

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世田谷ものづくり学校内、自由大学にて、「拡張現実の過去・現在・未来」という講義をさせて頂くことになりました。

話題の技術、拡張現実の現状と今後の活用について学ぶ

拡張現実はリアルとネット、アナログとデジタルをつなぐ、ユーザーに対する情報提示の新しい形です。最近だと、頓知・によるiPhoneアプリ「セカイカメラ」や、Webカメラで写した風景の中にバーチャルなメイドを出現させる「電脳フィギュアアリス」などが話題になりました。背景には、携帯端末が持つ画像処理能力の向上、加速度センサーや電子コンパスなど、ユーザーや端末の傾き・方角などを取得できる各種センサーの搭載、そしてテレビアニメ「電脳コイル」による具体的な世界観の提示などがあると思います。iPhoneなどのスマートフォン、携帯ゲーム機、据え置き型家庭用ゲーム機、Flashサイト、デジタルサイネージ。拡張現実という技術によって、新しいインターフェースが続々と生まれていくでしょう。

本講義では拡張現実の歴史や動作原理などを学び、拡張現実を活用した新しいサービス、新しいプロダクト、新しいエンターテインメント、新しい広告、新しいコミュニケーション、新しい表現について皆さんと一緒に模索していきたいと考えています。

[ 講義計画 ]

第1回 概説・拡張現実

拡張現実の歴史などを通じて、リアルとデジタルの融合について理解を深めましょう。

第2回 ARの構成技術

携帯端末に搭載されている各種センサーや、ARを支える各種インフラなどについて学びます。

第3回 拡張現実の実用例

拡張現実を用いた実際の活用事例について学びます。

第4回 拡張現実の応用例

キャラクターコンテンツ、インタラクティブメディア、ソーシャルARなどへと広がりを見せている、拡張現実最先端の試みについて学びます。

第5回 拡張現実の未来を考える

グループディスカッションを通して、拡張現実の可能性について考えます。

基本方針として

  • 体験してもらう
  • 考えてもらう
  • 次のARをみんなで発表

などのように、体験型の講義にしたいと考えています。よろしければ是非ご参加下さい。

同大学では前横浜市長である中田宏さんの講義があったり、

「自分に都合のいい法律をつくる」について(キュレーター:薦田真理子)

投票に行かない若者は、生涯で4000万円損をしているという新聞記事を読みました。政治家が、ちゃんと投票へ来てくれるお年寄りのために、より彼らにとって「都合の良い」法律や条令を優先的につくるからです。そのシワ寄せが若者に来るため、4000万円程度は損しているんだよ、という内容。私は会社を経営している身なので「お客さんの顔見るのは当然だろうなぁ」と妙に納得してしまいました。

こうして見ると、「世の中こんなものだ」と暮らしているけど、実は「誰かにとって都合のいい」決まりごとに縛られているのではないか?と、疑問が沸いてきます。こうして、あまり政治に興味の無い私が、中田宏氏に教授を依頼するに至ったのです。

津田大介さんによる講義があったり、

2010年音楽の旅

「インターネットでデビューも楽々!」・・・ところが現実は甘くない。アーティストを抱えてその音楽をどう動かし、認知させていくのか? 今までにない、新しい音楽レーベルの作り方、運営ノウハウをお教えします。契約書の読み解き法、収支見込の立て方など目からウロコのヒジョーに実践的な講義です。

そうそうたる顔ぶれ。果たして私なんかが講義させていただいてもよいのだろうか・・・。

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